JMRC長野県ジムカーナ部会・主催クラブ合同会議 議事録
2004年12月23日(木) 10:00〜 安曇野スイス村2階会議室にて
出席者:金田部会長(SCOTT)、田中副部会長(NCSC)
浅野部員(からまつ)、加藤技術部員(Tech)、岩田部員(NCSC)
広瀬征登志(任意参加:CSCK) 、小池一憲(任意参加:NCSC)
- 1.はじめに
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●金田部会長より
昨年の反省に立って、2005年度の開催規定は部会および選手の意見を聞いて決めると宣言しましたので、
今回の会議を開催することにしました。
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2.2005年度長野県ジムカーナシリーズ開催規定について
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まず、2005年度の開催日が確認された。
Rd.1 | 4/17 | 伊那 | CSCK |
Rd.2 | 5/ 8 | さるくら | NCSC |
Rd.3 | 5/29 | 伊那 | SCOTT |
Rd.4 | 6/26 | 伊那 | CSCK |
Rd.5 | 8/28 | さるくら | NCSC |
Rd.6 | 9/11 | 柿崎 | SCOTT |
Rd.7 | 10/30 | さるくら | NCSC |
●来年は全7戦の開催となるが、有効ポイント制は採用すべきだろうか?
→仕事の都合などで参加できないことがあるので、全戦有効はきついのではないか?
→自分は実際に仕事の都合で最終戦に出れなかったが、
もしもタイトル争いが最終戦までもつれていたら正直辛かったと思う。
→私は若い頃は出来るだけ多くのイベントに参加して戦ってきた。
全戦を戦い抜いてこそのシリーズではないか?
→2004年度の参加実績のデータによると、選手一人当たりの平均参加回数は4.1回である。
>>>参加台数データ資料参照
10戦全戦有効ポイント制だったにもかかわらず、4回しか出れないということは、
これが長野県の選手の現実なのではないか?
→選手たちに実際に聞いてみたところ、子供の運動会や結婚式・お葬式などと
重なってしまうことがあったようだ。
→FF乗りの場合には、参加したがドライブシャフトが折れてノーポイントということもある。
全戦有効の場合、その時点であきらめてしまうことにもつながるかもしれない。
【結論】2005年度は有効ポイント制を採用する。
●では、有効ポイント制を前提に考えた場合、7戦中何戦有効にすべきだろうか?
→シビアな争いをして欲しいと思うので、有効ポイント制にするにしても
できるだけ厳しい条件が望ましいのでは?
→あまり少なくしてしまうと、特定のコースだけでポイントを稼いだ選手が有利になる可能性がある。
→年間を通じて考えると、「どうしても1戦だけは・・・」ということがあると思う。
→全7戦中、有効6戦というのが現実的な結論ではないだろうか?
→シリーズ表彰対象については、あまり少なくするとスポット参戦の有力選手が上位に
入ってしまうので、最低でも4戦ぐらいは出ないといけないことにしてはどうか?
【結論】2005年度は全7戦中、上位6戦の有効ポイントとする。
シリーズ表彰対象になるには4戦以上の出場を有すること。
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3.2005年度長野県ジムカーナシリーズ車両規定について
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・JMRC関東ミドルシリーズは以下のようなクラス分けになる。
N1、N2、N3、N4、B1、B2、B3、L、RD、NT1、NT2
●問題提起:N車両については、二駆と四駆の2クラスに分けたいと思うがどうだろう?
→関東の上位イベントではN4クラスは盛り上がっており、長野県でも増える可能性が高い。
→他県から参加する場合に、二駆と四駆が分かれていたほうが参加しやすいと思う。
→実際にN4は台数が集まるのだろうか?
→もともとSAB4クラスは減少傾向であるが、「これから新しく作るならN車」と言う選手は
何人かいるようなので、N4は十分成立するのではないだろうか?
→二駆と四駆で分ける場合、N2とN4という名称のほうがわかりやすいのでは?
→同様な議論がJMRC関東でもされたのだが、排気量の小さい二駆から四駆まで、
順番に数字を振っていくのが良いということで意見がまとまっているので、N1とN2を採用したい。
【結論】NクラスはN1(二駆)とN2(四駆)の2クラスに分けるものとする。
●問題提起:B車とSA車両については、1300cc以下を1600cc以下のクラスと統合して全3クラスとしたいが?
→JMRC関東ミドルシリーズと同じ区分になるので、わかりやすいだろう。
→名称についても、ミドルシリーズにならってB1、B2、B3としたい。
【結論】B車両とSA車両はB1(1600cc以下の二駆)、B2(1600ccを超える二駆)、B3(四駆・気筒容積制限なし)
●問題提起:シリーズポイントの配分は現行のままで良いか?
→F1やWRCのようにポイント差を小さくしておけば、シビアな争いになるかも。
→参加台数が少ない場合には、本来の半分のポイントを与える方法もあるが?
→「1位の重み」というのはやはりあるべきだと思う。
→この場では説得力のある新アイディアは多分出ないので、現行のままが一番わかりやすいと思う。
【結論】シリーズポイントについては現行(JMRC関東シリーズと同様)のままとする。
●問題提起:JMRC関東シリーズや他県のように、NTクラス(非Sタイヤ)を新設する案はどうだろうか?
→クラスが増えることで何かデメリットはあるのか?
→増えたクラスの分だけJAFメダルや賞品など、主催者に負担が増える。
今のように参加台数が少ない状況では、少しの負担増も厳しいのが現状だ。
→NTクラスを新設して誰を呼ぶか、が非常に重要だ。
現在の参加人口だけで考えるのでは駄目で、新しい選手を呼ぶためのクラス新設というコンセプトが大事。
→競技はやりたいけどSタイヤを買ってまではやらない人とか、昔競技をやってた選手を呼び込むのにNTクラスは有効。
→ランニングコストが低いというのは非常に大きなポイントだ。
また、おじさんはタイヤ交換すら面倒なので、NTクラスはけっこう魅力的ではないだろうか?
→ノーマルタイヤで参加できるイベントは非常に多い。たとえば、今年盛り上がっていた柿崎カップもそうだ。
→クローズドクラスをSタイヤ禁止にするという考え方もあるが?
→入門者に「Sタイヤでないと勝負できない」と思わせているのも確かだが、
クローズドについては基本的に主催者に任せるべき。
【結論】新たにノーマルタイヤクラスを設定する。区分はNT1(二駆)とNT2(四駆)
●問題提起:銀行振り込みでの申込みなどの要望が選手から出ているが?
→クラスを新設することもあり、参加台数が読めないという不安が主催者にある。
現状でも前日ぐらいまで参加者をあちこち当たってお願いしているということもある。
→実際に「郵便局に行く時間がない」とか「面倒くさい」という理由で申込みを迷う人も多いようだ。
主催者の負担は増えるかもしれないが、参加台数を増やすための方策として
現金書留以外の方法を検討したほうが良い。
→千葉や神奈川ではすでに銀行振り込みを採用しており、参加台数増加にもつながっているようだ。
→ネットからの申込みが出来ると非常にうれしいのだが、G-Naganoで対応できないか?
→ネット申込みのシステムを作るのはそれほど難しくないが、メールの送り先は各主催者でないと困る。
ネット環境が無い主催者もいるので、現状ではシリーズとして統一することは出来ないと考える。
→申込み方法の緩和は重要。そのかわり、申込み締め切りを10日前必着にするなど選手側の努力も必要だ。
→上位イベントでは10日前締め切りが当たり前なので、長野県の選手の意識も向上させたい。
→いきなり各主催クラブでの足並みをそろえるのは難しいので、2005年度は試験的に出来るところがやってみよう。
【結論】現金書留以外の申込み方法について、2005年度は各主催者の判断で試験的に実施してみる。
申込み締め切りはイベント開催10日前必着とする。
■以上で議事内容は終了。2005年度の開催規定は以下のようにまとまった。
2005/2/20のJMRC長野支部総会で承認された上で発効する。
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■2005長野県ジムカーナチャンピオンシリーズ開催規定(案)
(1) 開催日程
Rd.1 | 4/17 | 伊那 | CSCK |
Rd.2 | 5/ 8 | さるくら | NCSC |
Rd.3 | 5/29 | 伊那 | SCOTT |
Rd.4 | 6/26 | 伊那 | CSCK |
Rd.5 | 8/28 | さるくら | NCSC |
Rd.6 | 9/11 | 柿崎 | SCOTT |
Rd.7 | 10/30 | さるくら | NCSC |
(2) 車両クラス区分
NT1 | 2WDのB車両で非Sタイヤ装着車 |
NT2 | 4WDのB車両で非Sタイヤ装着車 |
N1 | 2WDのN車両 |
N2 | 4WDのN車両 |
B1 | 1600cc以下の2WDのSAおよびB車両 |
B2 | 1600ccを超える2WDのSAおよびB車両 |
B3 | 4WDのSAおよびB車両(気筒容積制限なし) |
SCD | SC車両およびD車両 |
※NTクラスのタイヤ銘柄制限の定義はJMRC関東ミドルシリーズに準じる。
※Nクラスで申込み台数が4台に満たない場合は、駆動方式を問わず1クラスに統合する。
※NTクラスで申込み台数が4台に満たない場合は、駆動方式を問わず1クラスに統合する。
※クローズドクラスは各主催者の裁量によって設定の可否を決定する。
(3) シリーズポイント
・全7戦のうち上位6戦のポイントを有効とする。
・シリーズ表彰対象になるには4戦以上出場すること。
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4.その他
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●JMRC長野支部総会および2004年度シリーズ表彰式について
2005年2月20日(日)に安曇野スイス村にて開催。
例年の通り、AMは総会、PMは表彰式という日程。
→2004年度シリーズ規定に従い、SAB1クラスのみ上位1名、他のクラスは上位3名の表彰となる。
2005年度のジムカーナ部会については、2月20日以降、開催前の早い時期に開催したい。
長野県シリーズを盛り上げるために、出来ることを力を合わせて実行していきましょう。
以上//
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